
一方、米連邦準備理事会(FRB)が政策金利を決める今年最初の米連邦公開市場委員会(FOMC)を28-29日に控え、様子見ムードが強まる可能性もある。また、ハンセン指数は前日に終値で昨年12月12日以来およそ1カ月半ぶりの高値を付けた後とあって、利益確定の売りも予想される。
27日のNY株式相場は高安まちまち。中国のスタートアップ企業ディープシーク(DeepSeek)が低コストの大規模AIを構築したとのニュースを受けてエヌビディアなどのAIインフラ株や関連の電力会社株が急落した一方、生活必需品などのディフェンシブ株への資金シフトが強まった。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、美団(03690)やテンセント(00700)、HSBC(00005)が香港終値を上回って引けた。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ