
ハンセン指数は前日まで3日続伸した後とあって、週末を前に利益確定売りが重荷になる可能性がある。一方、米利下げ期待の再燃や、米長期金利の低下に加え、中国当局への政策期待が相場を支えるだろう。本土メディアが関係者の話として、自動車などの分野を対象とする新たな購入補助制度の実施細則が17日に公表されると報じた。
16日のNY市場でダウ平均は4日ぶりに反落。前日に大幅高となった反動や、アップルやテスラなどのハイテク・ジャイアントの一角が大きく下落したことが重しとなった。中国でのiPhone販売が大きく減少したアップルが4.04%安となったほか、テスラが3.36%下落し、エヌビディアも約2%下落した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、国際金融株のHSBC(00005)が香港終値を上回った半面、大型ネット株の美団(03690)、テンセント(00700)、アリババ集団(09988)が下回って引けた。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ