
もっとも、買い一巡後は伸び悩む展開があり得る。ハンセン指数が心理的節目の20000ポイントに近づくと上値が重くなりそうだ。また、中国メディアの財新が午前に発表する12月の中国サービス業購買担当者景気指数(PMI)が注目材料となる。
3日のNY株式相場はダウ平均が5営業日ぶりに反発し、S&P500とナスダック総合も6営業日ぶりに大幅反発した。マイクロソフトが2025年度にAI用データセンターに800億米ドルを投資すると発表したことでエヌビディアやスーパー・マイクロ・コンピューターなどの半導体関連株やビストラ、コンステレーション・エナジーなどの電力会社が大幅高となり相場をけん引した。英金融大手のHSBC(00005)、中国ネット通販大手のアリババ集団(09988)とJDドットコム(09618)、新エネルギー車メーカーのBYD(01211)が香港終値を上回った半面、香港公益株のホンコン・チャイナガス(00003)が下回って引けた。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ