
一方、11月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想と一致し、年内の追加利下げ期待が高まっていることはプラス材料。前日のNY市場でハイテク株主体のナスダック総合は3日ぶりに大幅反発し、取引時間中と終値の史上最高値を更新。初めて20000ポイントを上回って終了しており、香港市場でもハイテク・グロース株が買われる展開がありそうだ。
11日のNY株式相場は高安まちまち。ユナイテッドヘルスの大幅安が重しとなりダウ平均が下落した一方、ナスダック総合とS&P500は3日ぶりに反発した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)はHSBC(00005)や美団(03690)、テンセント(00700)、アリババ集団(09988)が香港終値を上回って引けた。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ