
一方、中国指導部が2025年の経済目標と金融・財政政策を決める中央経済工作会議を11-12日に開くと伝わっており、政策期待が引き続き相場の支えとなりそうだ。来年1月にトランプ氏が米大統領に就任し、米中貿易戦争が再燃すると懸念されており、景気対策の強化が期待されている。
4日のNY株式相場は上昇。決算発表が好感されたソフトウェアのセールスフォースが10.99%高、データセンター向け半導体製造のマーベル・テクノロジーが23.19%高と急伸し、ハイテク株全般に買いが波及した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)はHSBC(00005)が香港終値を上回って引けた半面、美団(03690)やテンセント(00700)、アリババ集団(09988)が下回って引けた。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ