
11日のNY市場でダウ平均が続伸し、連日で最高値を更新した。米大統領選でのトランプ前大統領の勝利を好感する流れが続いた。トランプ氏の選挙戦を支援したイーロン・マスク氏のテスラが約9%高と大幅続伸したほか、規制緩和期待を背景にゴールドマン・サックス、バンク・オブ・アメリカなどの大手金融株も2%超上昇した。S&P500は小幅ながら5営業日続伸し、終値で初めて6000ポイントを上回った。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数も小幅に5営業日続伸。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、国際金融株のHSBC(00005)が香港終値を上回った半面、大型ネット株の美団(03690)、テンセント(00700)、アリババ集団(09988)が下回って引けた。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ