
もっとも、買い一巡後は伸び悩む展開があり得る。週内に10月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)や米雇用統計が発表される。結果を見極めたい投資家が積極的な売買を手控えそうだ。
29日のNY株式相場は高安まちまち。ダウ平均が反落した半面、ハイテク株主体のナスダック総合は4日続伸し、取引時間中の史上最高値を更新した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)はネット株のアリババ集団(09988)、テンセント(00700)、JDドットコム(09618)、香港公益株のホンコン・チャイナガス(00003)が香港終値を下回った半面、英金融大手のHSBC(00005)が上回って終えた。
(小針)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ