
一方、米長期金利の高止まりが重荷となり、ハンセン指数の上値が伸び悩む展開がありそうだ。22日のNY債券市場で長期金利の指標となる10年物米国債利回りは前日比0.02%高い4.21%で終えた。一時は4.22%と7月下旬以来およそ3カ月ぶりの高水準を付けた。
22日のNY株式相場は高安まちまち。ダウ平均が小幅に続落したものの、ハイテク株主体のナスダック総合が5日続伸した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、国際金融銘柄のHSBC(00005)とAIAグループ(01299)、大型ネット株テンセント(00700)と美団(03690)が香港終値を上回った半面、中国4大商業銀行の中国建設銀行(00939)が下回って終えた。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ