
四半期決算や業績見通しを材料とする個別物色の動きも相場を支えるだろう。きょうはハンセン指数構成銘柄の中国平安保険(02318)が2024年7-9月期決算を発表する。また、寄り付き前に最優遇貸出金利(LPR、ローンプライムレート)が公表される。中国人民銀行(中央銀行)の潘功勝行長は9月24日、LPRが前月比0.2-0.25%下がる見通しを示しており、実際の引き下げ幅が注目の材料となる。
18日のNY株式相場はダウ平均が小幅ながら3日続伸し、連日で取引時間中と終値の最高値を更新した。ハイテク株主体のナスダック総合も3日続伸した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、大型ネット株のアリババ集団(09988)、テンセント(00700)、JDドットコム(09618)、中国4大商業銀行の中国建設銀行(00939)が香港終値を下回った半面、英金融大手のHSBC(00005)が上回って引けた。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ