
米国株は下落したが、3指数とも小幅な下げにとどまった。利下げ期待が後退した割には落ち着いた動きと言える。ドル円もきのうの取引時間中と比べると円高に振れてはいるが、円高が加速したというほどの動きではない。米国株安に対するネガティブな反応は限定的になると思われる。国内ではきのう引け後に決算を発表したファーストリテイリングがADRで大きく上昇しており、指数を下支えすると期待できる。米国株が下げており上値は追いづらいが、売りを急ぐ理由も乏しく、前日終値近辺で方向感に欠ける動きが続くと予想する。日経平均の予想レンジは39300円-39600円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ