
ダウ平均やS&P500は下落したが、高値圏で推移している分、利益確定売りに押されたような動きであった。ナスダック高と円安を受けて、外需株やグロース株にはプラスの影響が見込まれる。米国では引け後に決算を発表したマイクロン・テクノロジーが時間外で急騰しており、半導体株には追い風が吹く。米長期金利の上昇は金融株の支援材料。日本株はダウ平均やS&P500の下落をネガティブ視することなく、主力株に買いが入ると予想する。あすの自民党総裁選結果を見極めたい状況ではあり、38000円より上は重いとみるが、場中はプラス圏で落ち着いた動きが続くだろう。日経平均の予想レンジは37750円-38200円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ