
今晩は先行きの利下げ見通しなどを背景に底堅い展開か。昨日のFOMCでは0.50%の大幅利下げが決定されたものの、ドット・プロットで年内に0.50%の追加利下げが示唆されたことや、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が会見でこの先の利下げを急がない姿勢を示したことで過度な景気後退(リセッション)懸念は強まらなかった。今晩の取引では、年内あと2回の利下げ見通しや米国経済のソフトランディング期待を背景に底堅い展開が期待できそうだ。
今晩の米経済指標・イベントは新規失業保険申請件数、8月中古住宅販売件数、9月フィラデルフィア連銀業況指数、8月景気先行指数など。企業決算は寄り前にファクトセット・リサーチ、ダーデン・レストランツ、引け後にレナー、フェデックスが発表予定。(執筆:9月19日、14:00)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ