
今晩は足もとの個人消費動向を巡り8月小売売上高に注目する展開か。翌日のFOMC結果公表を控えた様子見姿勢が強まることが予想されるが、寄り前に発表される8月小売売上高がFOMC前の最後の注目指標となる。CMEのフェドウォッチ・ツールの9月FOMCでの0.50%の利下げ確率が67%に上昇し、0.25%の利上げ確率が33%に低下したが、小売売上高が強い結果となれば大幅利下げ期待が再び後退することに要警戒となる。
今晩の米経済指標・イベントは8月小売売上高のほか、8月鉱工業生産、9月NAHB住宅市場指数、米20年債入札など。主要な企業の決算発表はなし。(執筆:9月17日、14:00)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ