
今週は9月FOMCでの利下げ幅を巡り、金曜日に発表される7月個人消費支出 (PCE)価格指数に注目が集まるほか、メガキャップや半導体株ラリーの持続性を巡り、水曜日引け後に発表されるエヌビディアの決算発表が焦点となりそうだ。FRBがインフレ指標として注目する7月個人消費支出(PCE)価格指数は、変動の大きい食品、エネルギーを除くコア指数が前年比+0.2%と6月から横ばいが見込まれ、前年比では+2.7%と6月の+2.6%から上昇が予想されている。予想並みの伸びに留まれば利下げ期待が引き続き米国株の追い風となりそうだ。このほかの経済指標は8月消費者信頼感指数、4-6月期GDP改定値、新規失業保険申請件数など。企業決算はエヌビディアのほか、セールスフォース、クラウドストライク、ベストバイ、ダラー・ゼネラル、ルルレモン・アスレティカ、アルタ・ビューティーなどが発表予定。
今晩の米経済指標・イベントは7月耐久財受注など。主要な企業の決算発表はなし。(執筆:8月26日、14:00)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ