
米国株の上昇に連れ高したいところではあるが、CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて635円安の33605円、ドル建てが520円安の33720円(6日の日経平均終値は34675円)で取引を終えており、大幅安スタートを示唆している。夜間先物も33400円で終えており、ADRでは下落している銘柄が多い。米国株も強い反発とは言えなかっただけに、日本株は前日大幅高の反動で売りに押されると予想する。場中はドル円動向に神経質となるだろう。145円を下回る水準では外需は買いづらく、円高に振れるようならリスク回避ムードが強まる展開も想定される。米国株が終盤に失速しているだけに、引けまで不安定な動きが続きそうだ。日経平均の予想レンジは33000円-34200円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ