
テスラやアルファベットの失望決算はきのう先んじて消化しているにもかかわらず、CME225先物はかなりの下振れスタートを示唆している。ナスダックの3%を超える下落はブル相場の終えんを意識させるだけに、きょうは広範囲に売りが出てくることになるだろう。場中の為替動向にも注意を払う必要がある。円高がさらに進むようなら、そのことが売りを誘う材料になる。日経平均は39000円近辺にテクニカルの節目がいくつかあったが、スタートからこれらを下回ることになりそう。場中は不安定かつ、下押し圧力の強い地合いが続くだろう。日経平均の予想レンジは38000円-38600円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ