東京市場は一進一退か。米国株はまちまち。ダウ平均が下落した一方、S&P500とナスダックが上昇した。ダウ平均は52ドル安の39291ドルで取引を終えた。パウエルFRB議長は上院の議会証言で先行きの利下げを示唆した。ただ、特段目新しい内容はなく、3指数とも値幅は限られた。ドル円は足元161円30銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて105円安の41515円、ドル建てが65円安の41555円で取引を終えた。
米3指数の方向感がそろっておらず、日本株は強弱感が交錯するだろう。エヌビディアが2%超上昇しており、きのう強かった半導体株には買いが先行しそうでもある。ただ、本日は8日同様にETF分配金ねん出目的の売り需要が発生するとみられている。8日の日経平均はこれが意識される中、プラス圏とマイナス圏を行き来して安値引けした。高くなれば上値を抑える売りが出てくると思われる。一方、きのうの大幅高で地合いは一段と改善しており、大きく下げるようなら買いは入るだろう。場中はやや不安定となりながらも、値幅が出ればそれが修正され、前日終値近辺で取引を終えると予想する。日経平均の予想レンジは41300円-41800円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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