
米3指数の方向感がそろっておらず、日本株は強弱感が交錯するだろう。エヌビディアが2%超上昇しており、きのう強かった半導体株には買いが先行しそうでもある。ただ、本日は8日同様にETF分配金ねん出目的の売り需要が発生するとみられている。8日の日経平均はこれが意識される中、プラス圏とマイナス圏を行き来して安値引けした。高くなれば上値を抑える売りが出てくると思われる。一方、きのうの大幅高で地合いは一段と改善しており、大きく下げるようなら買いは入るだろう。場中はやや不安定となりながらも、値幅が出ればそれが修正され、前日終値近辺で取引を終えると予想する。日経平均の予想レンジは41300円-41800円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ