
米国株は3指数そろって上昇した。しかし、引け後に決算を発表した半導体大手のマイクロン・テクノロジーが時間外で大きく下落しており、半導体株にはネガティブな影響が想定される。為替も警戒材料。ドル円の160円乗せ自体は今さら驚くことではないが振れ幅が大きくなっており、こうなると為替介入が意識される。日経平均はきのうまでの3営業日で約1070円上昇しており、きょうは短期的な過熱感を冷ます売りに押されることになるだろう。場中は為替をにらみながら不安定な動きが続くと予想する。日経平均の予想レンジは39100円-39600円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ