
弱い小売売上高を受け、NY債券市場では長期金利の指標となる米10年債利回りが17日の4.279%から18日は4.218%に低下した。利下げ見通しを巡っては、CMEのフェドウォッチ・ツールの11月米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ確率が前日の76%から80%に上昇した。
18日のNY株式相場はダウ平均が続伸。ハイテク株主体のナスダック総合は小幅ながら7営業日続伸し、終値の最高値を更新した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、英金融大手のHSBC(00005)、大型ネット株のテンセント(00700)、美団(03690)、アリババ集団(09988)がそろって香港終値を上回って終えた。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ