
もっとも、米利下げへの期待から買いが入れば、下値が堅い展開があり得る。前週発表された米物価指標はインフレ鈍化を示す内容が多く、米国の長期金利は低下傾向にある。
14日のNY株式相場は、弱い経済指標を受けてレジャー関連株など景気敏感株が幅広く下落し、ダウ平均が4日続落。半面、ハイテク株主体のナスダック総合は小幅ながら5日続伸し、5日連続で終値の過去最高値を更新した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、大型ネット株のテンセント(00700)とアリババ集団(09988)、中国4大国有銀行の中国建設銀行(00939)、中国スマートフォン大手の小米集団(01810)が香港終値を下回った半面、英金融大手のHSBC(00005)、宝飾品販売の周大福珠宝(01929)が上回って終えた。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ