
もっとも、売り一巡後はハンセン指数が下げ渋る展開があり得る。心理的節目の18000ポイントが下値支持線として意識されそうだ。米長期金利の上昇一服も投資家心理を支えるだろう。指標となる米10年物国債利回りは11日、前日比0.07%低い4.40%で終えた。
11日のNY株式相場は高安まちまち。人工知能(AI)用ソフトウエアを発表したアップルが大幅高となりS&P500とナスダック総合が続伸した一方、金融株や資本財株が下落しダウ平均が反落した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は金融株のHSBC(00005)と中国建設銀行(00939)、大型ネット株のテンセント(00700)とアリババ集団(09988)、香港公益株のホンコン・チャイナガス(00003)が香港終値を下回って終えた。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ