NYタイムは、為替の動意につながりそうな特段の経済指標の発表は予定されていない。先週末に米雇用統計の発表を終えて一段落した感があるほか、明日から12日にかけて米連邦公開市場委員会(FOMC)も控えている。FOMCの内容が明らかになるまで基本的に動きにくいだろう。
ただ、午前2時からの米3年債入札を受けた米金利の上下には注意が必要だろう。イベント前で手控え感が強いなか債券需給を反映した金利の上下がドル相場の振れにつながると考えられる。先週末の総じて強い内容だった米雇用統計を受けて上昇した金利が、さえない入札結果を受けてさらに上昇するか、あるいはいったん巻き戻しの金利低下となるか注視することになる。
・想定レンジ上限
ドル円の上値めどは、5月1日高値157.99円。
・想定レンジ下限
ドル円の下値めどは、日足一目均衡表・転換線156.13円。
(関口)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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