7日の香港市場は続伸して始まるか。米国で労働需給の緩和を示す経済指標が相次いだことで、米連邦準備理事会(FRB)による利下げ期待が強まった。米長期金利は6日に6営業日ぶりに小反発したものの、一時は前日に付けたおよそ2カ月ぶりの低水準(4.27%)に並ぶ場面があった。
ただ、買い一巡後は上値が重い展開があり得る。きょう夜に5月の米雇用統計の発表を控え、次第に様子見姿勢が強まりそうだ。きょう発表の5月の中国貿易統計も注目の材料となるだろう。
6日のNY株式相場は高安まちまち。ダウ平均が3日続伸した一方、ハイテク株主体のナスダック総合も連日で取引時間中の史上最高値を更新したが、結局は4日ぶりに小幅反落した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は国際金融銘柄のHSBC(00005)とAIAグループ(01299)、大型ネット株の美団(03690)とアリババ集団(09988)が香港終値を上回った半面、香港公益株のホンコン・チャイナガス(00003)、電気自動車の理想汽車(02015)が下回って終えた。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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