
また、ハンセン指数は終値ベースで9日以来の安値圏にあるだけに、いったん利益を確定する売りが出やすい。決算発表や業績見通しを材料とする個別物色も続きそうだ。きょうはハンセン指数構成銘柄の阿里健康(00241)と石薬集団(01093)がそれぞれ2024年3月本決算、24年1-3月期決算を発表する。
24日のNY株式相場はダウ平均が4.33米ドル高とほぼ横ばいで終了した一方、ハイテク株主体のナスダック総合は3日ぶりに反発した。好決算や強い見通しが好感されたエヌビディアが続伸し、AI関連株の上昇をけん引した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、大型ネット株のアリババ集団(09988)とテンセント(00700)、国際金融銘柄のHSBC(00005)とAIAグループ(01299)が香港終値を上回った一方、香港公益株のホンコン・チャイナガス(00003)が下回って終えた。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ