ロンドンタイムは、為替の動意につながりそうな経済指標発表や当局者発言の予定は特にない。欧州通貨は時間外取引の米金利動向をにらんだ対ドルでの動きを追う展開か。
先週末は弱い4月米景気先行指標総合指数もあって、ユーロドルは下押し局面からユーロ買い・ドル売り方向の動きを強めた。ただ、米早期利下げに慎重な見方を示す連邦準備理事会(FRB)当局者の発言も聞かれ、米長期金利はじりじり上昇した。
本日はNYタイムに複数の米当局者の発言が予定されるなか、欧州タイムの動き出しは方向感が見定めにくそう。米金利をにらみつつの神経質な推移が予想される。1.08ドル後半で伸び悩みの感もあるユーロドルは、先週末NYタイム後半からの高値圏のもみ合いレンジ下限にも相当する本日ここまでの安値1.0863ドルを割り込むと、先週末の上昇幅を縮小する動きが加速しそうである点に注意したい。
想定レンジ上限
・ユーロドル:3月21日高値1.0943ドル。
想定レンジ下限
・ユーロドル:5月14日安値1.0768ドル。
(関口)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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