日経平均株価は反発。引き続き上値の重い展開が続いたが、前日安値を前に下げ渋る動きも見せた。25日移動平均線(38451円 5/14)や75日移動平均線(38507円 同)に上値を抑えられる格好となりながらも、5日ぶりに陽線を形成して終えた。
RSI(9日)は前日60.9%→58.8%(5/14)に低下。50%超を維持しているものの、あすも低下しやすいタイミングが続く見通し。
前日から大きな変化はなく、正念場が続く。25日移動平均線は依然として下向き推移が続いており、陽線ながらも直近のもみ合いの範ちゅうである。
4/19安値を起点とした目先の戻り基調が崩れたわけではないが、100日移動平均線(37403円 同)に向けて強い陰線が生じる可能性が高まっている点には留意が必要だ。その懸念を払しょくするためにも、25日移動平均線を一気に上回るような下げを否定する強い陽線を形成する必要がある。
上値メドは、心理的節目の39000円、4/12安値(39457円)、心理的節目の40000円、4/1高値(40697円)などが考えられる。下値メドは、心理的節目の38000円や37500円、100日移動平均線、心理的節目の37000円、4/19安値(36733円)などがある。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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