東京市場は堅調か。東京市場が休場の間、米国株は26日、29日と連日で上昇した。26日はアルファベットやマイクロソフト、29日はテスラやアップルに強い買いが入り、連日で主力グロース株が上昇のけん引役となった。
ドル円の動きが荒くなっており、26日引け後の植田総裁会見後に円安が進行。29日には160円台に乗せたが、そこから154円台まで鋭角的に円高に振れた。足元では156円20銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて425円高の38325円、ドル建てが450円高の38350円で取引を終えた。
日本株は上を試す流れとなるだろう。まず、米国株が連日で上昇したことが強い追い風となる。主力グロース株に買いが入ったことも楽観ムードを高める。為替がかく乱要素にはなるが、介入が強く意識される動きが出てきたことから、急速な円安進行に対する警戒は大きく後退した。休場前よりも米国株高を素直に好感しやすい環境になっていると考えられる。CME225先物に寄せて高く始まり、場中はプラス圏でしっかりとした動きが続くと予想する。日経平均の予想レンジは38100円-38450円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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