
一方、ブリンケン米国務長官が24日午後、上海に到着した。王毅外交部長との会談が予定されているほか、習近平国家主席と会談する可能性も報じられており、米中関係の改善が期待される。
24日のNY株式相場は高安まちまち。ダウ平均が小幅に反落した一方、ハイテク株主体のナスダック総合は小幅に3日続伸した。低価格EV車の生産計画が好感されたテスラが12%高と急伸したほか、好決算を発表したテキサス・インスツルメンツ、ハズブロ、ボストン・サイエンティフィク、バイオジェンなども大幅高となったが、週後半に発表される1-3月期GDPや3月コアPCE価格指数の発表を控え、米10年債利回りが一時4.67%台に上昇したことが上値圧迫要因となった。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、HSBC(00005)やアリババ集団(09988)が香港終値を上回って引けた半面、美団(03690)やテンセント(00700)が下回って引けた。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ