
今晩の取引では寄り前に発表される3月雇用統計に注目が集まる。雇用統計の市場予想は非農業部門雇用者数(NFP)が20.0万人増(前月:27.5万人増)、失業率が3.9%(同:3.9%)、返金賃金が前月比+0.3%(同・+0.1%)、前年比+4.1%(同:+4.3%)となっており、予想以上に強い結果となれば、利下げ期待が一段と後退することが警戒される。
今晩の米経済指標は3月雇用統計のほか、2月消費者信用残高など。このほか、ボウマン米連邦準備理事会(FRB)理事や、コリンズ米ボストン連銀総裁、バーキン米リッチモンド連銀総裁、ローガン米ダラス連銀総裁の講演や挨拶なども予定されている。主要な企業の決算発表はなし。(執筆:4月5日、14:00)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ