
一方、中東情勢が緊迫化するなかで原油と金の先物相場が上昇したことで、関連銘柄が買いを集める展開がありそうだ。イスラエルがシリアの首都にあるイラン大使館周辺を空爆したと伝わった。
2日のNY株式相場はダウ平均が続落し、ハイテク株主体のナスダック総合は反落した。米10年債利回りが昨年11月以来となる4.35%台に上昇したことや、第1四半期に大きく上昇したことで株価調整への警戒感が重しとなった。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は国際金融銘柄のHSBC(00005)とAIAグループ(01299)、電気自動車の理想汽車(02015)、医薬品受託開発の薬明生物技術(02269)が香港終値を下回った半面、中国ネット通販大手のアリババ集団(09988)が上回って引けた。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ