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【見通し】NY株見通し-今週は3月雇用統計などの経済指標に注目

今週のNY市場は米3月雇用統計などの経済指標に注目。先週はダウ平均が0.84%高、S&P500が0.39%高とそろって2週続伸した一方、ナスダック総合が0.30%安と反落した。月末・四半期末の週となったほか、金曜日がグッドフライデーの祝日で休場だったものの、米連邦準備理事会(FRB)がインフレ指標として注目する3月個人消費支出 (PCE)価格指数の発表を控えて様子見姿勢が強まり、方向感に欠ける展開となった。ただ、月間ではダウ平均が2.08%高、S&P500が3.10%高、ナスダック総合が1.79%高とそろって5カ月続伸した。四半期ではS&P500が10.16%高となり、第1四半期としては2019年の13.07%高以来の大幅高となり、ダウ平均は5.62%高、ナスダック総合も9.11%高となり、3指数がそろって2四半期続伸した。

 今週は米3月雇用統計などの経済指標に注目する展開か。S&P500が第1四半期に10%超上昇したことで第2四半期や2024年年間の株価上昇見通しが強まったが、エヌビディアなどAI関連銘柄のバリュエーションの高さも意識されている。今週は週末金曜日に3月雇用統計(非農業部門雇用者数・失業率・平均賃金)が発表されるほか、3月ISM製造業PMI、2月JOLTS求人件数、3月ADP民間部門雇用者数、3月ISM非製造業総合指数(PMI)など注目度の高い指標の発表が多く、足もとの景気動向や今後の金融政策の見通しを巡り指標結果が焦点となりそうだ。

 今晩の米経済指標・イベントは3月ISM製造業PMI、3月S&Pグローバル製造業PMI確定値など。主要な企業の決算発表はなし。(執筆:4月1日、14:00)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ