
本日は権利落ちの影響で見た目の水準は切り下がる。CME225先物との間にあった価格のかい離は解消する。落ち分が260円程度あるとみられており、きのうの日経平均終値(40762円)とCME225先物を見比べると、ほぼ落ち分程度水準を切り下げて始まることになりそう。米国株高の影響が反映されていないことになるが、きのうの日本株は米国株安を跳ね返して大きく上昇した。また、米国株は連日で引け間際の値動きが大きくなっており、短期的には連動性が薄れる可能性がある。それでも、きのうの日経平均が大きく上昇したことで、下値に対する不安は大きく後退した。安く始まった後は底堅く推移し、下げ幅を縮めて終えると予想する。日経平均の予想レンジは40400円-40800円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ