東京市場はしっかりか。米国株は上昇。ダウ平均は477ドル高の39760ドルで取引を終えた。前日は終盤に崩れたが、この日は終盤にかけて鋭角的に水準を切り上げる展開。エヌビディアやアームなど半導体株の一角は弱かったものの、公益や不動産など出遅れ感のある業種に買いが入った。ドル円は足元151円40銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて35円高の40465円、ドル建てが80円高の40510円で取引を終えた。
本日は権利落ちの影響で見た目の水準は切り下がる。CME225先物との間にあった価格のかい離は解消する。落ち分が260円程度あるとみられており、きのうの日経平均終値(40762円)とCME225先物を見比べると、ほぼ落ち分程度水準を切り下げて始まることになりそう。米国株高の影響が反映されていないことになるが、きのうの日本株は米国株安を跳ね返して大きく上昇した。また、米国株は連日で引け間際の値動きが大きくなっており、短期的には連動性が薄れる可能性がある。それでも、きのうの日経平均が大きく上昇したことで、下値に対する不安は大きく後退した。安く始まった後は底堅く推移し、下げ幅を縮めて終えると予想する。日経平均の予想レンジは40400円-40800円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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