
一方、中国政府は13日、設備投資や自動車・家電製品の買い替えなどを盛り込んだ景気刺激策を発表しており、恩恵が見込まれるセクターなどを中心に買いが期待できそうだ。ただ、ハンセン指数は約3カ月半ぶりの高値水準とあって、利益確定の売りが広がる可能性もある。
13日のNY株式市場は高安まちまち。ダウ平均は37.83米ドル高(+0.10%)と3日続伸して終了し、S&P500は0.19%安と反落して終了。あすの小売売上高やPPIを見極めたいとして値動きは限定的だった。一方、ハイテク株主体のナスダック総合はやや下げ幅が大きく、0.54%安と反落した。エヌビディアが1.12%安となったほか、インテルが4.44%安となるなど半導体関連に売りが目立ち、SOXが2.47%安となったことが投資家心理を冷やした。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ