
また、米国でも今週はウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言や2月雇用統計など重要イベントを控えており、投資家は積極的にリスクを取りにくい可能性がある。一方、2023年12月本決算や速報の発表が続くなか、業績を手掛かりとする物色は引き続き活発だろう。きょうは五鉱資源(01208)や蔚来集団(09866)などが決算を発表する。
4日のNY市場でダウ平均は前週末比97.55米ドル安と3営業日ぶりに反落。前週末に主要な株価指数が最高値を付けた後で、主力株を中心に利益確定売りが出た。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数も3営業日ぶりに反落した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、主力株ではHSBC(00005)が香港終値を上回った半面、AIAグループ(01299)、テンセント(00700)、アリババ集団(09988)などが下回って引けた。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ