
米国株は3指数がそろって下落したが、最もパフォーマンスが悪かったS&P500でも0.4%安と小幅な下げにとどまった。マイクロン・テクノロジーやアプライド・マテリアルズなど半導体株には強く買われているものもあり、CME225先物はプラスからのスタートを示唆している。日本株へのネガティブな影響は限定的となるだろう。ただ、買い材料には乏しいだけに上値は追いづらい。プラス圏は意識されそうだが、場中は好地合いの継続を期待した買いと利益確定売りが交錯し、方向感に欠ける展開を予想する。日経平均の予想レンジは39150円-39400円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ