
ドル相場自体は、次の米国からの重要インフレ指標は、2月末に発表される1月個人消費支出(PCE)の結果を待たなくてはならないことで、大きく動くのは難しいだろう。しかし、本日はカナダの1月CPIが発表されることで、カナダドルの動きには警戒したい。特に、米国のインフレが高止まりとなっていることで、カナダのインフレが逆に予想を下振れるというネガティブサプライズには要警戒となりそうだ。ドルカナダドルは応当日が翌日となることで、トレードをするのは難しいが、ドルカナダドルの値動きが他通貨を動意づけるきっかけにもなる可能性がありそうだ。
・想定レンジ上限
ドル円は、13日に付けた年初来高値150.89円。
ドルカナダドルも、13日に付けた年初来高値1.3586カナダドル。
・想定レンジ下限
ドル円は、15日安値149.57円。
ドルカナダドルは、日足一目均衡表・雲下限1.3397カナダドル。
(松井)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ