
今晩の取引では米国経済のソフトランディング期待や総じて強い第4四半期決算を背景に底堅い展開が期待されるが、足もとの景気や雇用動向を巡り寄り前に発表される1月小売売上高や新規失業保険申請件数などの経済指標が焦点となりそうだ。1月小売売上高は前月比-0.1%と12月の+0.6%から減少が見込まれ、自動車を除く売上高も+0.2%と12月の+0.4%から減速が見込まれている。
今晩の米経済指標・イベントは1月小売売上高、新規失業保険申請件数のほか、2月NY連銀製造業業況指数、2月フィラデルフィア連銀業況指数、1月鉱工業生産など。このほか、ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事の講演も予定されている。企業決算は寄り前にサザン、ディア、引け後にアプライド・マテリアルズ、デジタル・リアルティー・トラストなどが発表予定。(執筆:2月15日、14:00)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ