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【見通し】ロンドン為替見通し=ユーロドル、買戻し強まる場面あるか 1.08ドル前半には主要線控える

本日のロンドン為替市場でユーロドルは、上値の戻り幅を確認しながらの取引か。重要な欧州経済指標は予定されておらず、金融当局者の講演もクロアチアとベルギーの中銀総裁のみ。

 昨日は12月独鉱工業生産が前月比/前年比ともに予想よりマイナス幅を拡大。また、独銀行株の下落から欧州株全般も軟調なまま終えた。マイナス材料が目立ったもののユーロドルは底堅い動きを見せたことを鑑みると、本日はイベントが少ないなかで買い戻しが強まる場面があるかもしれない。

 ただし、昨日同様に1.08ドル前半に控える主要なテクニカル水準は意識されたままだろう。本日は、日足一目均衡表・転換線が1.0811ドル、90日移動平均線は1.0814ドル、一目・雲の下限が1.0828ドル、そして1.0834ドルには200日移動平均線が位置している。大台乗せでは上昇力が緩むと予想するが、逆にこれら水準をあっさり上抜けするようであれば、トレンド転換の可能性は高まったとも言える。

 なお昨日の独銀行株の下落は、米商業用不動産向け融資の損失懸念からとされている。不動産向け融資を専門とする中堅銀行が貸倒引当金の増加を発表したことに端を発したもよう。銀行の社債も急落し、米国の一部地銀に留まると思われていた不動産融資の問題が欧州にも波及するとの警戒感が高まっているようだ。

 ポンドドルは下値を切り上げつつあり、日足一目・転換線1.2646ドルや基準線1.2653ドルを睨みながらの値動きか。昨日はブリーデン英中銀(BOE)副総裁が「私の焦点は現在の金利水準をいつまで維持する必要があるかという点に移行」などと述べた。中立的なスタンスに変わりなく、相場に対するインパクトは弱かった。いずれにせよ、先行きの英金利への思惑で上下することになりそうだ。

想定レンジ上限
・ユーロドル、200日移動平均線1.0834ドル
・ポンドドル、日足一目均衡表・雲の上限1.2691ドル

想定レンジ下限
・ユーロドル、5・6日安値1.0723ドル
・ポンドドル、200日移動平均線1.2565ドル


(小針)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ