
そのほか独雇用統計や、NY入りにかけた22時には1月独CPI速報値(予想:前月比0.2%/前年比3.0%、12月:前月比0.1%/前年比3.7%)の発表もある。CPI発表後に大きく動くとは限らないが、順次発表となるドイツ各州のCPIの強弱を反映してじりじりユーロ相場が方向性を持ち始めるパターンにも留意しておきたい。これらの指標をこなしつつ、週末に米雇用統計を控えるなか注目される1月ADP全米雇用報告や、最大の注目材料である米連邦公開市場委員会(FOMC)を迎えることになる。
想定レンジ上限
・ユーロドル:1.0901ドル前後で上昇を抑えそうな4週移動平均線付近。
想定レンジ下限
・ユーロドル:昨年12月8日安値1.0724ドル。
(関口)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ