18日の香港市場は反発か。ハンセン指数は前日まで4営業日続落し、17日に下落率は一時4%を超え、終値は2022年10月31日以来およそ1年3カ月ぶりの安値を付けた後とあって、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きが広がりそうだ。
一方、中国国家統計局が17日発表した23年10-12月期の実質国内総生産(GDP、速報値)成長率は前年同期比5.2%となり、伸び率は7-9月期(4.9%)から加速したが、前年同期が新型コロナウイルスの流行で低水準だった影響も大きく、中国の景気減速が意識される結果となった。ただ、上海総合指数は前日に終値で20年5月25日以来、約3年8カ月ぶりの安値水準まで沈んでおり、景気対策や相場対策への期待感は強い。
17日のNY株式相場は主要3指数がそろって下落。注目された米12月小売売上高が予想を上回る強い結果となったことで米10年債利回りが上昇し、早期利下げ期待が後退したことが重しとなった。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、HSBC(00005)やアリババ集団(09988)、百度(09888)などが香港終値を上回って引けた。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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