
今晩は足もとの景気動向を巡り、12月小売売上高などの経済指標に注目する展開か。12月小売売上高は前月比+0.4%と11月の同+0.3%から上昇が見込まれており、予想通りの結果となれば米国経済のソフトランディング期待を高めることになりそうだ。一方、過度に強い結果となれば、早期利下げ期待が後退することが予想され、過度に弱い結果となればリセッション懸念が強まることに要警戒か。
今晩の米経済指標・イベントは12月小売売上高のほか、12月輸入物価、11月企業在庫、米20年債入札、米地区連銀経済報告(ベージュブック)など。このほか、バーFRB副議長、ボウマンFRB理事、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁の講演も予定されている。企業決算は寄り前にプロロジス、USバンコープ、チャールズ・シュワブなどが発表予定。(執筆:1月17日、14:00)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ