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【見通し】株式明日の戦略-利食い売りに押されて上昇は一服、反動の程度を見極める局面に

16日の日経平均は7日ぶり反落。終値は282円安の35619円。米国が休場で材料難の中、寄り付きは一桁の上昇。節目の36000円には届かず、開始早々に下げに転じた。弱い動きが出てきたことで序盤では下を試しに行ったが、300円超下げて35500円台に突入したところでは売り圧力が和らいだ。一方、値を戻してくると改めての売りが出てきたことから、後場は低空飛行が続いて安値圏で終了した。

 東証プライムの売買代金は概算で3兆9400億円。業種別では海運、鉱業、ゴム製品などが上昇している一方、繊維、倉庫・運輸、水産・農林などが下落している。自己株取得を発表したいちごが急伸。半面、下方修正や減配を発表した日本国土開発が急落した。

 東証プライムの騰落銘柄数は値上がり245/値下がり1381。川崎汽船や日本郵船など海運株が連日の大幅高。INPEX、石油資源開発、出光興産など原油関連の動きが良かった。さくらネットが人気化して16%高。決算が好感された串カツ田中や古野電気が急騰し、新たな事業を始めると発表した売れるネット広告社がストップ高となった。

 一方、足元上場来高値圏で推移していた任天堂、日立、伊藤忠などが大きめの下落。三井住友やみずほFGなど金融株が弱く、地銀株が軒並み安となった。為替は円安に振れたが、三菱自やマツダなど自動車株はこれを好感できずに下げる銘柄も多かった。決算を材料にFPパートナーやテラスカイが急落し、出前館やベースフードがストップ安となった。

 日経平均は3桁の下落となり、連騰は6で止まった。きのうの324円高が意外高のようでもあっただけに、さすがにそこから上値は追えなかったというところか。それでも前場の10時28分につけた安値35587円を後場は下回ることなく推移しており、下落する中でも押し目買い意欲の強さは垣間見えた。

 きのうまで6日続伸した反動が強めに出てくるのか否かを探る意味で、目先は5日線(35317円、16日時点)がサポートとして機能するかが注目される。あっさり割り込んだ場合には、それを理由に仕掛け的な売りが出てくる展開も想定される。一方、これより上をキープし続ければ、「押し目待ちに押し目なし」の相場格言が意識され、上昇に乗り遅れた投資家からの資金が流入しやすくなる。あす17日の引け後には2023年12月の訪日外客数の発表が予定されている。インバウンド関連に指標結果を期待した先回りの買いが入るかに注目したい。

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ