
本日は米12月消費者物価指数(CPI)の発表が予定されているが、それを前にしても米国株は強かった。CPIは結果によっては長期金利の上昇を呼び込む可能性もあるが、ナスダックは4日続伸している。米国で物価指標に対する警戒が高まっていないことから、日本株は米国株の上昇を強く好感する流れになると予想する。日経平均はきのう節目の34000円を大きく上回ったが、CME225先物はかなりの高寄りを示唆しており、きょうは35000円台乗せもあるかという状況。買い手は勢いづき、売り手は委縮する中、場中も上を試しやすい流れが続くだろう。日経平均の予想レンジは34700円-35200円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ