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【見通し】株式明日の戦略-反落も円高には耐性を示す、大納会は波乱なしか

28日の日経平均は5日ぶり反落。終値は141円安の33539円。

 東証プライムの騰落銘柄数は値上がり1009/値下がり592。日本製鉄、JFEHD、神戸鋼など鉄鋼株が全般堅調。米長期金利の低下を受けても第一生命やT&Dなど保険株の動きが良かった。ニデック、村田製作所、太陽誘電などハイテク株の一角が強い上昇。3Q決算が好感された瑞光が急騰した。ジム・ロジャーズ氏の有料メールマガジンを配信すると発表したまぐまぐがストップ高まで買い進まれた。

 一方、川崎汽船など海運大手3社がそろって大幅安。米国では長期金利が大きく低下したが、レーザーテック、アドバンテスト、ソシオネクストなど半導体株には強めに売られる銘柄が多かった。三井不動産、住友不動産など不動産株も全般軟調。足元で騰勢を強めていたジェイックが、一転ストップ安比例配分と大きく崩れた。

 日経平均は5日ぶりに反落した。ただ、円高が進み、米国株高を好感できずに下げた割には、場中の値動きは落ち着いていた。来週前半の日本株は1月3日(水)まで休場。この時期に円高が進むと市場の空白に対する警戒が強まるかと思われたが、為替の影響を受けやすい自動車株の多くは常識的な下げにとどまり、プラスで終えた銘柄もあった。日本株にとっては円高そのものではなく、円高が進む際に自動車株などが暴力的に売られ、それが全体にネガティブな影響を及ぼすことがリスクとなる。その点で、きょう円高に一定の耐性を示したことは、大きな安心材料となる。

 あすは大納会。日経平均はきょうの時点で先週末との比較では約370円上昇している。きょう下げ渋ったことから、仕掛け的な売りは出しづらい。週間ではプラスが濃厚で、下値は堅いと考える。外部環境の追い風があれば年初来高値(33753.33円、7/3)更新もあるかという位置にいることから、強く始まるようならそれを意識した動きとなるだろう。ただ、きょうの下落でそのハードルは上がっている。年初来高値に届きそうにないという状況になれば、早々に閑散ムードが強まり、静かに1日を終えることになりそうだ。

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ