クリスマスは過ぎたものの、ロンドンタイムは依然としてボクシングデーなどクリスマス絡みの休暇ムードが続きそうだ。
欧州の景気後退懸念を背景とした欧州中央銀行(ECB)利下げの思惑が交錯して、取引が薄いなか思わぬ振れとなるリスクをケアしつつも、米住宅価格関連の指標発表を控えたNYタイムの動きを待つことになるか。
ただ、休み明けのNY勢に関しても同指標などを手掛かりとした活発な取引は想定しにくい。全市場を通じて年末モードが続きそう。NYタイムの動きが想定しにくいなかでは、ロンドンタイムの動意はなおさら期待しにくい状態といえる。
想定レンジ上限
・ユーロドル:22-25日・下落幅の倍返し1.1086ドル。
想定レンジ下限
・ユーロドル:日足一目均衡表・転換線1.0957ドル。
(関口)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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