
米国株高を好感した買いが入ると予想する。ダウ平均は値幅を伴った上昇かつ、引け味も良く、前の日の急落に関しては利益確定売りとの見方が強まるだろう。マイクロンの好決算は東京市場ではきのうの時点で織り込んでいるが、きのうは全体の地合いが悪く、国内半導体株には大きく下げるものも多かった。きょうは地合いの好転が見込まれる中、半導体株を中心にハイテク株買いが活発になるとみる。ただ、為替が円高に振れていることから、前日の下げ分(535円)をまるまる戻すような強い上昇は期待しづらい。高く始まった後は戻り売りも出てくると思われ、場中は一進一退が続くと予想する。日経平均の予想レンジは33200円-33450円。
(小針)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ