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【見通し】ロンドン為替見通し=金利先安観の程度を見極め、ポンドの動向に注目

本日のロンドン為替市場では、英国やユーロ圏における金利先安観の程度を見極めながらの取引きとなりそうだ。特に、昨日の英インフレ結果を受けて上値の重いポンドの動向が注目される。

 昨日発表された11月英消費者物価指数(CPI)は前年比3.9%と市場予想4.4%から大きく下振れし、2年2カ月ぶりの低水準を記録した。また、小幅上昇が見込まれたCPI前月比も0.2%低下に沈んだ。想定以上のインフレ減速を受けて英・中長期金利は大幅に水準を下げ、為替市場でもポンド売りが強まった。

 ポンドは対ドルで1.26ドル前半、対円では181円前半まで下落幅を広げた。またユーロポンドが0.8670ポンドの手前と11月28日以来の水準までユーロ買いポンド売りが進んだ。0.8640ポンド台の90日移動平均線をクリアに上抜けてきており、本日0.8659ポンドに位置する200日移動平均線を巡る攻防がテクニカル的に注目されそうだ。

 英中銀金融政策委員会(MPC)がタカ派的な据え置きを決定した後なだけに、反動による英債券買い(金利は低下)やポンド売りが続くかもしれない。特にクリスマス休暇を前にして市場流動性も悪くなりがちな時期なだけに、オーバーシュート的な値動きには注意したい。なお、次回のMPC結果公表は来年2月1日と先であり、2週間ほど前には12月CPIが発表されるため、当局の判断材料は残されてはいる。

 ユーロドルはやや材料難のなか、1.09ドル台で方向感を探る展開か。ユーロ圏は英国に先立ってインフレが減速しており、その分だけ来年利下げへの織り込み度は進んでいる。そのためポンドドルが下落幅を広げた場合でも、連れた下げは限定されるかもしれない。

想定レンジ上限
・ポンドドル、昨日高値1.2735ドル
・ユーロドル、14日高値1.1009ドル

想定レンジ下限
・ポンドドル、日足一目均衡表・基準線1.2584ドル
・ユーロドル、21日移動平均線1.0885ドル


(小針)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ