NYタイム、ドル円は低下傾向の米10年債利回りなど米金利動向や、株価の推移をにらみつつ上下することになるだろう。低位の米金利動向を反映してやや重い動き出しとなるか。
主な経済指標としては、24時に11月米中古住宅販売件数(予想:前月比▲0.4%/年率換算378万件)や12月米消費者信頼感指数(予想:104.0)が発表予定。中古住宅販売件数は米住宅関連では最注目の指標だが、ここのところ住宅関連指標への市場の反応は鈍い。
一方、米消費者信頼感指数の強弱は米株の強弱へそのままつながることも多いため、株価の上下を受けたセンチメントの変化にドル円など円絡み通貨ペアがリスク選好の円売りやリスク回避の円買いで反応することが想定できるため結果を注視したい。
・想定レンジ上限
ドル円の上値めどは、昨日19日NYタイム高値144.46円。
・想定レンジ下限
ドル円の下値めどは、昨日19日の日銀金融政策決定会合後の下振れ水準142.55円。
(関口)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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