日経平均株価は大幅反発。前日終値を意識した寄り付きから小動きが続いたが、後場は急速に上値を伸ばす展開となった。途中、緩む場面もあったが、高値引けとなり25日移動平均線（33158円 12/19）を上回った。
RSI（9日）は前日49.7％→46.1％（12/19）に低下。10日移動平均線（32880円 同）や一目均衡表では転換線（32712円 同）などの短期線を上回り、25日移動平均線上に浮上した。11月中旬からの保ち合いレンジに回復できる可能性が高まった局面である。きょうと同じような陽線の翌日に形成した12/7のような陰線が続くことなく、あすは25日移動平均線上でさらに一段高となるかが重要となる。
上値にもたつくと25日移動平均線の下げにつながり、再び25日移動平均線下に押し戻され、同線が強い上値抵抗になる。
上値メドは、12/6高値（33452円）、11/20高値（33853円）、心理的節目の34000円処などが考えられる。下値メドは、10日移動平均線、32500円前後、75日移動平均線（32447円 同）、12/8安値（32205円）、32000円、11/1高値（31601円）、200日移動平均線（31304円 同）などが考えられる。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
