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【見通し】ロンドン為替見通し=円相場中心の値動きに、日銀総裁の会見が方向性決めるか

本日のロンドン為替市場では、欧州勢の本格参入前からスタートする「植田日銀総裁の定例記者会見」を見定めながら、神経質に動く円相場に欧州通貨も振らされ続ける展開か。定例会見は15時30分から予定されている。

 注目ポイントの1つは、先日に植田総裁が述べた「年末から来年にかけて一段とチャレンジングな状況になる」と述べた真意。チャレンジング(Challenging)とは「(課題などが)困難だがやりがいのある」という意味であり、市場はその課題がマイナス金利の解除であると推測したようだ。ただし、相場が金融正常化に向けて先走ることを中央銀行が「よし」とする筈もなく、総裁のタカ派寄り発言を期待し過ぎるのはややリスキーかもしれない。

 もっとも本邦の物価動向が、超金融緩和からの脱却に向けた状況が整いつつあると言えるのも確か。賃上げの流れを確認するまでもう暫く時間が必要であるため、日銀が積極的な引き締めに方向転換することはないだろうが、政策修正の地ならしを植田総裁が示唆してくる可能性は残る。総裁は慎重に言葉を選びながらも、スタンスの変化を言葉の端々に含めてくるかもしれず、会見はいつも以上に集中して見る(聞く)必要がありそうだ。

 欧州からは本日、11月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)が発表されるものの、こちらは改定値。速報値の前年比2.4%から上下振れ、特に減速となれば市場は反応するのだろうが、いつも通りであればインパクトは限定的だろう。その他、リトアニアやスロバキア、クロアチアの中銀総裁の講演が予定されている。

想定レンジ上限
・ユーロドル、14日高値1.1009ドル
・ユーロ円、11日高値157.68円

想定レンジ下限
・ユーロドル、日足一目均衡表・基準線1.0855ドル
・ユーロ円、本日安値155.39円


(小針)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ